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事業環境
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AIやRPAなど台頭してくると思うが、ソフトウェアテストが市場としてなくなる可能性はあるのか
大きなリスクではないと考えております。
ソフトウェアテスト業務は、8割の作業と2割の判断に分解することができると考えています。このうち、「8割の作業」については、比較的単純な作業の繰り返しであるため、AIや自動化ツールなどの導入で代替することも可能かもしれませんが、「2割の判断」については必ず人の力が必要になると考えています。このことから、当面SHIFTのソフトウェアテスト事業が、進め方が変わることはあるかもしれませんが、仕事がなくなることはないと考えています。
また、「スマートな社会の実現」へ向けては、テスト工程の最小化を推進することは重要だと考えておりますので、現事業で得られる不具合と不具合関連情報をしっかり上流工程へ反映させていくことで、不具合の「できずらい」、「発見しやすい」開発工程の構築へ向けた取り組みも推進しております。 -
全市場のうちの1%のみアウトソーシングされているとあるが、そのほかの99%はだれが担っていますか。
既存の開発者が業務の一環として担っております。
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海外展開についてどのように考えていますか。
将来、売上高1兆円を達成するうえで、海外市場への展開は積極的に進める必要があると考えております。ただし、日本市場に限った場合においても開拓余力がある現時点において、一番に進めるべき戦略であるとは考えておりません。
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近年不正取引や顧客情報の漏洩など、セキュリティ事故が多発しているが、それらにSHIFTは関与していますか。
SHIFTグループとして、起きてしまった事案の対処/改善に携わる実績はございますが、具体的な顧客名を挙げての回答は控えさせていただいております。
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SaaSやクラウド化が伸びているが、このようなプロジェクトにはどれくらい関与していますか。
一定数関与しておりますが、SHIFTグループのサービス対象はSaaSやクラウド化に関するプロジェクトから、現在市場の大部分を占めるレガシー開発まで包括的に含むことから、現段階においては、当該領域の売上高が特別多いということはございません。
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IT業界で発生している慢性的なエンジニア不足について、どのように対応していますか。
ITエンジニア不足下においても強みを持っている採用活動をさらに加速させ、CAT検定の導入による即戦力となりうる非IT人材の採用や、採用のリードタイムを短縮する動画面接の導入など、数々の施策を実施しております。詳しくはリンク先をご確認ください。
https://www.shiftinc.jp/ir/esg/humanresources/ -
2027年問題について、SHIFTグループの事業に何か影響ありますか。
SHIFTグループにとっては追い風であると考えております。2027年問題(旧・2025年問題)は、SAP社によるサポート期限が2027年に終了するというものです。SAPに知見のあるエンジニアが少ないこと、期限が迫っていることから急激な需要の増加に対応できる人材が少ないなどの問題が発生しております。SHIFTグループは、2027年問題に伴い発生するニーズに対応できるよう、SAP専門部隊を立ち上げ。品質保証の専門家としてコンサルテーションからテストまで包括的なサービス提供を推進しております。
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2022年にデジタル庁が発足されるが、SHIFTグループの事業に何か影響はありますか。
具体的な影響については現在調査中ですが、デジタル庁発足により官公庁からの需要が増える、日本全体においてデジタル化が促進するといった影響がある場合、追い風になると考えております。
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DXについて、SHIFTグループの事業に何か影響はありますか。
DXとは、「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略で、最新のデジタル技術の活用したビジネスや日々の業務における変革を目指す潮流のことです。企業は、新たなテクノロジーを活用しながら自社の変革を促し、競争力をつけることが求められており、もはや逃げられない大きな波となっています。したがって、DXを背景としたマイグレーションや、新規開発が加速する中、SHIFTグループへの需要は継続的な拡大トレンドにあると実感しております。
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参入障壁はどれくらいあると考えていますか。
参入障壁は高いと考えています。
ソフトウェアテストは、従来、エンジニアが職人感覚で行ってまいりました。「つくること」を好むエンジニアにとって「テスト」は「やりたくない作業」「地味な作業」と考えられています。一人の優秀な人材がソフトウェアテスト会社をを立ち上げた場合においても、SHIFTのようなしくみ化された方法論がない限り、開発経験、知識を持っている人が従事する必要がありますが、上記理由より、その数は決して多くないため、事業をスケールすることが難しく、SHIFTグループの競合にはなりづらいのが現状です。
また、大手開発ベンダー企業がソフトウェアテストに特化した子会社や専門部署を立ち上げる際、「開発部隊」と「QA部隊」の間にはある種のヒエラルキーが生まれやすく、当該部署は開発エンジニアの「左遷先」とみなされ、社内における力を伸ばすことが難しくなりますので、こちらも品質の高いテスト事業のスケールは困難となります。 -
競合環境について教えてください。
ソフトウェアテスト専門企業は、エンターテインメント業界に上場会社が2社あります。が、SHIFTがメイン領域として事業展開しているエンタープライズ業界におきましては、弊社同様に品質保証を専門に事業展開している企業は他にありません。
開発上流工程における、コンサルティングやPMOサービス分野につきましては、コンサルティング・ファームや開発ベンダーと一部、競合関係になりうる場合がありますが、限定的なサービスではなく、開発、テスト、ローンチ後の保守運用、周辺支援まで一気通貫にて提供できることが、SHIFTグループの特徴であり強みであると考えております。 -
市場規模について教えてください。
およそ5兆円の市場です。情報通信業基本調査によると、日本におけるIT業界は15兆円とされており、ソフトウェア開発データ白書によると、ソフトウェアテスト業務は全開発工程の34%程度を占めるとしております。これらのデータをもとにすると、おおよそ5兆円規模の市場がソフトウェアテストの市場であると算定でき、そのうち専門企業にアウトソースされている規模は1%程度とされております。