その常識、変えてみせる。 SHIFT

中長期戦略

SHIFTは、2025年までに売上高1,000億円を達成することを目標とした中期成長戦略「SHIFT1000」を掲げています。目標達成に向けた取り組みとして、3つの活動領域を軸に、加速度的な成長を目指して事業を推進しています。SHIFTが主力事業領域と定めるソフトウェアテスト(品質保証)の市場規模は、日本のソフトウェア市場15兆円のうち、おおよそ1/3にあたる5兆円です。当該市場に脅威となりうる競合がいないことから、この「ブルーオーシャン」のシェアをいかに素早く獲得できるかが、今後の成長におけるポイントであると考えています。

既存事業のオーガニックな成長

現在の主力事業であるソフトウェアの品質保証事業においては、「営業力」と「採用力」を基に、既存事業を順調に成長させてまいります。

1.採用活動

高まるサービス需要に対する供給力の強化・拡充にむけて、優秀な人材の獲得を目指した積極的な採用活動を実施しています。

SHIFTはIT人材不足の状況下においてもエンジニアを獲得しつづけるため、以下施策を実施しています。

  • 独自の検定ツール「CAT検定」の策定・導入
  • 動画面接の実施
  • リファラル採用の実施

なお、CAT検定の活用により、IT経験の有無に関わらず SHIFTで活躍できる優秀な人材を獲得することが可能です。同時に、非IT人材であってもSHIFTで業務経験を積むことで「IT人材」へと成長させることができるため、SHIFTの注力領域である採用の成功を実現するだけでなく、社会課題であるIT人材不足まで解消することができます。

2.営業活動

顧客の深耕開拓(1社あたりの売上高の拡大)と、 新規顧客の増加を目指し、営業体制を強化しています。営業体制の強化のための具体的アクションとしては、以下の通りです。

  • 営業人員数の拡大
  • 社外取締役 佐々木による監督
  • 徹底的な営業活動の可視化によるKPI管理

M&A戦略の強化

サービス体制の強化、ソフトウェア開発プロジェクトにおける一気通貫サービスの実現、サービス供給力の増強、顧客基盤の獲得などを目的とし、積極的にM&Aを実施しております。M&Aは、ソフトウェア開発領域での役割を細分化し、M&Aマッピングを作成。そのなかでターゲット領域、企業の選定を推進しています。

1.M&A候補先選定基準

  • 上記マッピングと照らし合わせ、SHIFTグループにとって新しい商材を持っている企業
  • 優秀なエンジニアが在籍していながら事業継承に課題を抱えている中小IT企業
  • 事業会社の顧客を持つ大型プライムベンダー
  • プラットフォーム事業(※)の構築に際し、必要となる商材(ヒト・モノ・カネの情報)を持っている企業
    プラットフォーム事業の詳細については、本ページの下部をご参照ください

2.M&A実施判断基準

実際のM&A実施に関する意思決定については、追加で以下の項目についても考慮しています。

  • 付加価値が高く、今後の単価向上が見込めるか
  • 顧客母集団を活用できるか
  • のれん負けせず、すぐに利益貢献できるか
  • 購入価格が割安か(EBITDA5倍~8倍程度を目安)

>>>グループ会社一覧

プラットフォーム事業

SHIFTは、ソフトウェアの品質保証事業を中心に、多岐にわたる事業を展開し、 IT業界に関するさまざまな知見を蓄積してまいりました。たとえば、業界・業種別のソフトウェア開発に関する知見、エンジニアに関するスキルと単価情報、 開発案件に関する発注額や与信情報など。これら蓄積した情報をもとに、エンジニアと開発案件のマッチングプラットフォーム事業の構築を予定しています。なお、プラットフォーム事業を展開するにあたり、情報セキュリティ方針や個人情報の取り扱いは以下に記載しております。

>>>情報セキュリティポリシー
>>>プライバシーポリシー

事業等のリスク

当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があるリスク要因として考えられる主な事項には、以下のものがあります。
当社グループは、これらリスク要因を認識した上で、その発生自体の回避、あるいは発生した場合の対応に努める方針でありますが、これらはすべてのリスクを網羅したものではなく、予見しがたいリスク要因も存在するため、投資判断については、本項以外の記載内容もあわせて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

1.ソフトウェアテスト市場の動向について

当社グループは、ソフトウェアテストサービスを中心とした事業展開を図っております。この当社グループが提供しているソフトウェアテストのアウトソース市場は、ソフトウェア開発会社の品質意識の高まりやIT人材不足等の社会的要請を背景に拡大傾向にあり、当社グループは、今後もこの傾向は継続するものと見込んでおります。
しかしながら、当社グループの期待どおりにソフトウェアテストのアウトソース市場が拡大しなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

2.競争激化の可能性について

当社グループは、独自に標準化・仕組化した高品質なソフトウェアテストサービスにより、国内のソフトウェアテストアウトソース業務を提供する競合各社に対し、差別化を図っております。
しかしながら、ゲーム、スマートフォンアプリケーションなどのような、比較的シンプルなソフトウェアテスト業務の領域においては、テスト業務が労働集約的になりやすく、参入障壁が低いため、多数の競合事業者が参入しており、競合が生じております。
また、海外には多数のソフトウェアテストを専業とする会社が存在しており、そうした企業が日本国内に市場参入する場合、価格競争が激しくなる可能性があります。
当社グループは、自社のソフトウェアテストサービスの標準化・仕組化を推し進めることにより、競合各社に対して差別化を図れるものと考えておりますが、競争激化に対して十分な差別化が図られなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

3.人材の確保について

当社グループの提供するソフトウェアテストサービスでは、独自に開発した検定制度である「CAT検定」を経て採用された従業員等によって提供されているため、当社グループの認める水準をクリアした従業員等を安定的に確保することは非常に重要であります。そのため、当社グループは、継続的に従業員等を採用・教育し、また、協力会社との連携を強化することで、十分な人材の確保に努めております。
しかしながら、何らかの理由で業務上必要とされる十分な従業員等を確保することできなかった場合には、円滑なサービス提供や積極的な受注活動が阻害され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

4.瑕疵担保責任等について

当社グループでは、業務委託を中心とした契約形態でソフトウェアテストサービスを提供しています。ソフトウェアテストサービスの実施にあたっては、顧客企業に対して、ソフトウェアテストサービスはソフトウェア等に含まれる不具合等の全てを発見することを保証するものではなく、また、ソフトウェア等の完全性を保証するものではないことを十分説明するよう努めており、契約上も一定の免責条項等を規定しております。しかしながら、何らかの事情により当社グループが瑕疵担保責任あるいは損害賠償責任の追及を受け、賠償責任を負うこととなった場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

5.機密情報の漏洩について

当社グループの提供しているソフトウェアテストサービスにおいては、顧客企業よりソフトウェア等の開発に関する機密情報を預かるため、当該機密情報の外部漏洩のないよう従業員等と秘密保持契約を締結するとともに、指紋認証システムによる入退室管理、監視カメラによる24時間365日の監視等、様々な漏洩防止施策を講じ、また、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO27001:2005」(ISMS)の認証を取得し、情報の適正な取扱いと厳格な管理を行っております。
しかしながら、これらの施策にもかかわらず、何らかの理由により機密情報や個人情報が外部に漏洩した場合には、当社グループへの損害賠償責任の追及や社会的信用の喪失等により、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

6.労働者派遣法による規制について

当社グループが提供するサービスは、一部において実務作業者の派遣業態による提供を行っており、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(労働者派遣法)に基づく厚生労働大臣の「一般労働者派遣事業」の許可を事業所ごとに取得しており、同法の規制を受けております。
当社グループにおいては、法令遵守を徹底し事業を運営しておりますが、万一法令違反に該当するような事態が生じた場合、顧客企業からの信頼度が低下する等の可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

7.海外展開について

当社グループは積極的に海外におけるサービス展開の拡大を図っていく方針であります。しかしながら、海外での事業活動においては、予期せぬ法律または規制の変更、大規模な自然災害の発生、政治経済の変化、為替変動、商習慣の相違、雇用制度や労使慣行の相違、不利な影響を及ぼす租税制度の変更等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

8.新規事業展開について

当社グループは、「新しい価値の創造」を目指し、世界中で通用するサービスを創造することを企業理念に掲げており、ソフトウェアテスト以外の領域においても積極的な事業展開を行い、新しい価値を創造する企業としてのブランドを醸成していくことが重要な課題であると認識しております。こうした課題に対応するため、収益の柱としてのソフトウェアテストサービスを拡大させる一方で、既存事業との関連性、収益性、社会性、従業員の士気向上への影響等を考慮した上で、一定の割合を定めて新規事業に積極的に投資しております。
今後も企業理念に従い新たなサービスの創出と新規事業の展開を行う可能性がありますが、これらの活動は不確定要素が多く、事業計画を達成できなかった場合は、それまでの投資負担が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

9.M&Aについて

当社グループは、既存サービスの強化、グローバル展開の加速及び新たな事業領域への展開等を目的として、国内外におけるM&Aを事業展開の選択肢の一つとして考えております。M&Aを行う際には、対象企業の財務内容や契約関係等について、弁護士・税理士・公認会計士等の外部専門家の助言を含めたデューデリジェンスを実施すること等により、各種リスク低減に努めております。
しかしながら、M&Aによる事業展開においては、当社グループが当初想定したシナジーや事業拡大等の効果が得られない可能性があることに加えて、新規事業領域に関しては、M&Aによりその事業固有のリスク要因が加わる可能性があります。これらに加えて、子会社化後の業績悪化やのれんの償却又は減損等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

10.配当

当社グループは、株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識しており、将来の事業拡大と財務体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定的かつ継続的配当を実施していくことを基本方針としておりますが、いまだ内部留保が充実しているとはいえず、創業以来配当を行っておりません。
当連結会計年度については、内部留保を確保するために、利益配当は見送りとしております。内部留保資金につきましては、事業拡大を目的とした中長期的な事業原資として利用してまいります。
将来的には、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境を勘案しながら株主への利益還元を検討していく方針であります。

11.代表者への依存について

当社代表取締役社長である丹下大は、当社グループの創業者であり、創業以来の最高経営責任者であり、当社グループの事業運営における事業戦略の策定や業界における人脈の活用等に関して、重要な役割を果たしております。
当社グループは、同氏への過度な依存を回避すべく、経営管理体制の強化、経営幹部職員の育成、採用を図っておりますが、現時点において同氏に対する依存度は高い状況にあると考えております。今後において、何らかの理由により同氏の当社グループにおける業務遂行の継続が困難となった場合、当社グループの事業運営等に影響を及ぼす可能性があります。

12.ストック・オプションについて

当連結会計年度末現在、ストック・オプションによる潜在株式は、1,395,500株であり、発行済株式総数15,737,000株の8.87%に相当しております。当社の株価が行使価額を上回り、かつ、権利行使についての条件が満たされ、これらの新株予約権が行使された場合には、1株当たりの株式価値が希薄化することになります。
なお、新株予約権の詳細は有価証券報告書「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」をご参照ください。

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