その常識、変えてみせる。 SHIFT

SHIFTを取り巻く環境と課題

SHIFTは、ソフトウェア開発に携わるエンジニアのよりよい労働環境の整備、IT製品やサービスの品質向上、さらには、社会全体でのデジタル化の適切な推進のため、IT業界において総合的にサービスを提供することにより、その構造変革を促すことを目指しています。

IT業界の市場規模

SHIFTが事業活動を展開するソフトウェア開発産業の市場規模は約15.5兆円。そのうち、ソフトウェアテスト市場は5兆円規模の市場であると推定されます。

日本のソフトウェア産業の市場規模は拡大をつづけています。昨今の働き方改革、行政や一般企業におけるデジタルトランスフォーメーションの推進、そのほか5GやAI、IoTなどの新たな技術トレンドにより、同市場は今後も拡大傾向にあると考えています。

IT業界の多重下請け構造

われわれの生活になくてはならないソフトウェア製品。それらを生み出すIT業界は、IT人材不足や業界が古くからもつ慣習など、多くの課題を抱えているといって過言ではありません。「多重下請け構造」と呼ばれるソフトウェア開発業界の構造は、SHIFTが改善を目指す課題の1つです。多重下請け構造とは、一次受け開発ベンダー(SIer企業)が受注したソフトウェア開発案件を2次受け、3次受けへと中堅規模から小規模開発ベンダーまで複数に階層化された開発ベンダーへと流す業務委託構造を指します。構造の末端で開発業務を受注する下請け企業の低い報酬金額、そこで働く労働者の低賃金が問題視されており、さらには日本国内におけるソフトウェア開発企業の多くは、下請け業務を受注する中小企業であることから、国内開発エンジニアの多くが高負荷で低報酬な労働環境に属しているとされています。構造的な課題が常態化していることにより、これらの課題が発生しているのに加え、高まるIT需要に反して、今後、IT人材がさらに不足すると予想されており(※)、エンジニア一人当たりの負担がますます増えると想定されます。
(※出展:みずほ情報総研株式会社 経済産業省委託事業 「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT人材等育成支援のための調査分析事業) ―IT人材需給に関する調査―」)

SHIFTの取り組み

「多重下請け構造」に対し、SHIFTはこれまでの大手開発ベンダーとの業務経験、“品質”を軸としたコンサルティングやプロジェクトマネジメントの知見、ソフトウェアテストに関するノウハウなど、独自の強みを活かし、この課題解決に取り組んでいます。従来、大手開発ベンダー(SIer)が一手に受注して下請け企業へと流していた構造から、SHIFTがプロジェクトの上流工程において、顧客企業と直接コミュニケーションをとりながらプロジェクトを推進。階層構造や企業規模に関わらず真に業務能力のある開発会社へ直接発注することで、中間階層を排除し、適正なプロジェクト価格での受発注を実現してまいります。また、困難な開発ベンダーの横ぐし管理と、ソフトウェアテスト工程、それに関連する業務をすべて担うことにより、円滑なプロジェクトの推進と製品の最適品質化を可能にしてまいります。

2020年現在において、SHIFTでは売上の約8割を占めるのがユーザー企業(事業会社)です。これは、SHIFTが多重下請け構造に入らず、お客様の開発案件にとって必要不可欠な存在であることを意味します。また、事業を通じた課題解決に加え、M&Aの積極推進による構造改善も目指しています。小規模開発会社のなかには、本来であればより高い単価に値する技術をもつ企業が多く存在します。SHIFTではこのような開発会社をグループ会社として迎え、そこに属するエンジニアに適正な報酬と業務環境の提供を進めています。SHIFTグループの開発会社は、SHIFTのお客様を中心にユーザー企業からの直接受注により、従来の1次受け、もしくはそれに近い高単価でのプロジェクト参画を実現しています。

IT業界には、多重下請け構造だけではなく、IT人材不足やその他さまざまな課題が存在しています。SHIFTはこれらの業界課題に対して、解決に向け一つずつ真摯に取り組んでまいります。

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