マーソ株式会社との資本業務提携に関するお知らせ

お客様の売れるソフトウェアサービス／製品づくりを支援する株式会社 SHIFT（本社：東京都港区、代表取締役社長：丹下 大、以下「SHIFT」）は、人間ドック・健診予約サイト「MRSO.jp」を運営するマーソ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：西野 恒五郎、以下「マーソ」）と、一層の協業関係を形成し、企業価値向上に資することを目的として、業務提携を発展させて資本業務提携を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

１. 資本業務提携の目的及び理由
SHIFT は、2009 年にソフトウェアテスト事業を開始して以来、エンタープライズ領域からエンターテインメント領域に至るまで、多様な業界においてソフトウェアの品質保証サービスを手掛けてまいりました。また、売上高 3,000 億円を目指した中期成長戦略である「SHIFT3000」の実現、またさらにその先の事業成長を目指し、営業体制の強化や様々な課題解決手段をもつ企業の M&A に取り組み、品質保証を軸としたサービスの拡充を推進しております。

SHIFT は、現在グループ会社 39 社、グループ従業員約 11,000 人を超え、お客様のソフトウェアサービスや製品づくりを包括的に支援する企業としてその事業領域と規模を毎年継続的に拡大しております。従業員一人ひとりが SHIFT グループの最重要資本であるという考えのもと、人的資本経営にこだわり、従業員のパフォーマンス最大化を目指した施策を多角的に推進しております。そのような中、従業員の健康管理は非常に重要なテーマであり、SHIFT 社内でも、定期健康診断の受診促進のみならず、健康意識向上のための定期的なイベント開催や情報提供を継続しています。
今後も増加する SHIFT グループ従業員に対するより効果的な健診環境の提供と、さらには広く日本において、それぞれの健康意識の向上、健診をより身近に感じられる社会の実現を目指し、この度の資本業務提携を決断いたしました。

マーソは、運営する「MRSO.jp」が人間ドック・健診予約プラットフォーム分野において掲載数 No１（※）の地位を築いており、また健保・企業健診向けに健康管理システムの提供を行っております。これらマーソが有する健診分野での知見や健保・企業健診向けの健康管理システム、人間ドック・健診予約プラットフォーム「MRSO.jp」の活用を通じて、SHIFT の健康経営に向けた取り組みを強化するとともに、健康管理に関する DX 支援による業務効率化を目指します。

マーソは、前述の「MRSO.jp」や健康管理システムをはじめとし、行政向けに複数の DX サービスを提供するなど、10 を超える自社サービスを、開発・運営しております。開発時における各種テストのみならず、既存サービスの品質維持やセキュリティ対策における人的コストは増大しております。
SHIFT は、ソフトウェアテストや脆弱性診断等の品質保証サービスを、開発フェーズだけではなく、設計フェーズや運用保守フェーズにおいても幅広く提供しております。マーソが提供する各種サービスの品質向上とともに、これらにかかる人的コストの削減を目指します。

２. 資本業務提携の内容と今後の取組み

２-１. 業務提携
① マーソによる SHIFT 従業員に対する健康経営サービスの提供健保・企業にて事務担当者や従業員によるアナログ業務に基づく業務負荷を DX により軽減するとともに、従業員の健康管理に貢献します。
② SHIFT によるマーソが提供する各種自社サービスに対する品質保証サービスの提供幅広い品質保証サービスの提供によって、品質向上によるサービス価値の向上と、人的コスト削減に貢献します。

２-２. 資本提携
マーソは株式会社東京証券取引所（以下「東京証券取引所」）より、マーソ普通株式の東京証券取引所グロース市場への新規上場が本日承認されております。なお、東京証券取引所への上場日は2023 年 12 月 21 日を予定しております。

本日公表の引受人の買取引受による株式売出しに際して、マーソは、当該株式売出しに係る引受人に対して３億円に相当する株式数を上限として、売出株式の一部につき、マーソが指定する SHIFTへの販売を要請する予定です。

詳細はこちらをご確認ください。