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アートの力で社会を変える「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」開催

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アートの力で社会を変える「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」開催
無限の可能性を活かし、多様性を認め合える社会を創造する。
アートの力で社会に活力を与え、障がい者の経済的自立の一助となる活動

 

ソフトウェアの品質保証・テストを手掛ける株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大、東証一部:3697、以下 SHIFT)は、2021年12月3日から5日の日程で、「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」を主催します。
本公募展は、アートに対して素晴らしい感性と才能を備える障がい者アーティストを対象とし、参加アーティストたちが生み出す作品の魅力とそれに込められたメッセージを広く発信することで、あらゆる多様性を認め合い、すべての人が個の才能や能力を発揮できる社会の創造を目指し構想されました。また、本公募展が障がい者の方々が自立するための契機となるよう、公募展のプロモーション活動などを通じた作品の社会認知向上、活躍の場の醸成などに努めてまいります。

画像の作品は、20世紀のフランスの画家 DUBUFFET, Jean (1901 – 1985)が描いた「Site Populeux」

― 開催における経緯と思い
SHIFTには、現在多くの障がい者の方々が社員として所属し活躍しています。彼らは、事務業務や福利厚生の一環として従業員に提供しているマッサージルームの運営、テストエンジニア、動画クリエイター、ライターなど73もの業務に従事し、自らが「得意」なことを通じて、会社と社会に貢献しています。また、SHIFTにおける障がい者の職場定着率は88%におよび、業務に対する評価、昇給の仕組みも年々拡充しています。

SHIFTにおける障がい者の活躍状況

しかし一般的に、多くの企業において障がいをもつ方々の採用や働く環境の整備にはまだまだ解決するべき課題が多くあることも事実です。障がいをもっているという理由からやりたい仕事が選べない、就業しても長く働くことができないという状況は、働く側、雇用をする側双方にとって非常に残念なことです。これには、さまざまな側面がありますが、障がい者の雇用推進の仕組みの充実に対して、職種や働き方の幅、仕事のやりがいなどに重きを置いた制度、環境整備にまで配慮が行き届かない現状が要因のひとつにあるのではないかと考えています。

厚生労働省の調査に基づき、内閣府がまとめる資料によると、日本国民の7.4%が何らかの障がいを有しているとされています(※5)。そのなかで、障がいをもつ方々の自立と社会参加の支援は年々推進され、2020年6月1日の調査では、国内における雇用障害者数は、17年連続で過去最高を更新したと発表されています。しかし、一方でいまだ法定雇用率を達成した企業の割合は全体の48.6%にとどまっています(※6)。

SHIFTは、とても身近な存在であり、重要な仲間である障がい者の方々の可能性を、アートという方法を通じて社会へ発信し、より広い意味で、あらゆる多様性を認め合い、すべての人が個の才能や能力を発揮できる環境の重要性を多くの人々と社会が考える機会につなげたいと考えています。

■ プロジェクトに対する思い(SHIFT 代表取締役社長 丹下 大)
⼈の可能性は無限大
SHIFTは、年齢、性別、国籍などに関わらず、実に多様な人たちが働いている会社です。その中には、もちろん“障がい者”と呼ばれる方々もおり、皆が、SHIFTの事業成長を支える重要なメンバーたちです。SHIFTで働くメンバーたちは、それぞれが、そのもてる才能や能力を発揮し、活躍しています。抜群に優れたエンジニアスキルをもつ人、寡黙にひたすらシステムの不具合を見つけ出せる人、映画かと見紛うほどに美しい映像を創る人…「得意なこと」は、人それぞれです。そして、その個性は「職業」となり得ます。もちろん、絵を描くことが得意という個性をもった人は、それを職業にできればいいはずです。SHIFTという“社会”のなかで、一人ひとりが「得意なこと」を存分に発揮できる環境を整えることは、企業としての使命です。そうした環境を当たり前に提供できてはじめて、企業はようやく意味を成すのだと考えています。社会全体も、同じくそうあってほしい。だからこそ、私たちの取り組みが多くの人に気づきを与える機会になれば良いと思っています。


―「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」について

本プロジェクトの概要および、公募展への応募詳細は次の通りです。

【主催】
株式会社SHIFT/「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」 実行委員会
【エントリー期間】
2021年8月23日(月)~2021年10月15日(金)
【対象】
絵画・書写(版画を含む)
【応募資格】
以下の条件を満たす方
・アートを描くことが好きな⽅
・絵や芸術の才能で⾃⽴したい⽅
・障がい者⼿帳をおもちの⽅
【公募展開催までのスケジュール】
・エントリー 8月23日~10月15日
・一次審査 10月18日~10月25日
・二次審査 11月8日~11月15日
・公募展(当日) 12月3日~12月5日

12月の展示会は、東京・港区の株式会社SHIFT 本社cafeスペースに入選・入賞作品を展示し開催予定です。
その他の詳細情報は、「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」公募展ページよりご確認ください。


― 「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」関連ページ情報

公募展ページ
多様性や障がい者雇用における想いや考え

※1「障害者雇用率制度の概要」 厚生労働省 出典
※2「令和2年 障害者雇用状況の集計結果」 厚生労働省 出典
※3「障害別にみた職場定着率の推移と構成割合」 厚生労働省 より算出(障害者の就業状況等に関する調査研究報告書2017年4月 図表 概-2 出典)
※4「令和2年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」 厚生労働省 出典
※5「令和3年版 障害者白書 全文(PDF版)参考資料 障害者の状況」 内閣府 出典
※6「令和3年版 障害者白書 全文(PDF版)第4章-第2節 雇用・就労の促進施策1/5」 内閣府 出典

以上

<本件に関する報道関係者からのお問合わせ先>
株式会社SHIFT  広報室
Email : pr_info@shiftinc.jp
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