SHIFT GROUP

ニュース

コーポレートニュース

elu株式会社の株式取得(マイノリティ出資)およびHR AIモデルの共同研究の本格始動に関するお知らせ

  • facebook
  • X
  • hatena bookmark

elu株式会社の株式取得(マイノリティ出資)および
HR AIモデルの共同研究の本格始動に関するお知らせ

お客様の売れるソフトウェアサービス/製品づくりを支援する株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大、以下「SHIFT」)は、HR領域におけるAIエージェントを提供するelu株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:遠藤 竜太、以下「elu」)の株式を取得し、eluとHR AIモデルの共同研究を始動いたしますので、その旨お知らせいたします。

1. マイノリティ出資および共同研究始動の理由
SHIFTは、国内市場規模約5.5兆円を持つソフトウェアテストを基盤とし、仕組化などのオペレーショナルエクセレンスやお客様にとっての投資対効果を最大化するサービス提供などを中心とした企業価値向上に向けたグッドサイクルを意識し、「事業成長の四隅」と定める「営業」「技術」「人事」「経営/M&A」をそれぞれ強化しながら、成長してまいりました。
サービス価値の向上においては、サービス開発やM&Aを通じて、コンサルティングや開発、マーケティング、カスタマーサポート、BPOなど、サービスケーパビリティを水平展開することで、日々変化するマクロ環境において拡がるお客様の需要にこたえる体制を整えています。同時に、ソフトウェア開発プロジェクトにおける上流工程から下流工程まで、一気通貫での垂直統合を推進することで、連結売上高1,000億円を超え、さらなる事業拡大へと成長を続けています。
現在は、連結売上高3,000億円達成を目指す成長戦略「SHIFT3000」において、重要な戦略の柱の一つとしてAIを積極的に活用しながら、加速度的な事業成長に向けたグッドサイクルを回し、さらなる変化を起こし続けられるよう取り組んでおります。

そうしたなかで、「事業成長の四隅」の一つである人事領域では、採用強化や退職率低減施策の展開、働く環境への投資など従業員のLTV(※1)の最大化に向けた人的資本経営を推進しています。そのなかで、年間2,000人以上の採用を行い、連結従業員は1.3万人を超え(※2)、1人あたり450項目に及ぶ従業員データなどを含む膨大なデータを分析しながら推進する人的資本経営のノウハウを蓄積してきたことがSHIFTグループの強みの一つであると考えています。こうしたデータを活かしながら、SHIFT社内に在籍するAIエンジニアが先陣に立ち、AIによる「オペレーショナルエクセレンス」に取り組んでおり、その成果を確認しはじめております。

このたびSHIFTが共同研究に取り組むeluは、企業ごとの文化・戦略・人材観に深く寄り添い、自律的に学習・進化するHR領域に特化したAIエージェントを開発・提供しています。eluとの連携では、eluとともにHR領域におけるAIモデルの共同研究に取り組む運びとなりました。eluはHRに特化したAIモデルを開発し、SHIFTは実務への導入を通じて同モデルの実証研究をいたします。

国内の人事領域は、取り扱っている情報の性質上、法規制・雇用慣行・企業文化などが複雑に絡み合い、技術導入が進みにくい環境にあります。そのなかで、高いAI技術とスピード感を有するeluと、多岐にわたる独自の人事施策とともに人的資本経営を追求するSHIFTが共同研究することで、人事施策の一層の高度化を後押しするAIモデルを実現し、ひいては人的資本経営のさらなる洗練と加速を目指します。

将来的には、SHIFTでの実証研究を踏まえて、日本企業の労働生産性向上および、そこで働く従業員の広く働きがい向上に還元できるようなAIエージェントの提供を目指してまいります。

※1 Life Time Valueの略
※2 2025年8月期第2四半期末時点。ビジネスパートナー含む

以 上

 <本リリースに関するお問い合わせ先>
株式会社SHIFT IR室
メール:ir_info@shiftinc.jp

PAGE TOP TOP PAGE