コムウェア株式会社との資本業務提携に関するお知らせ
コムウェア株式会社との資本業務提携に関するお知らせ
お客様の売れるソフトウェアサービス/製品づくりを支援する株式会社 SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大、以下「SHIFT」)は、ERP/BI(SAP)、CRM/SFA(Salesforce)をメインとした導入コンサルティングなどを行うコムウェア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 香山 哲、以下「コムウェア」)の株式(議決権所有割合:5.70%)を取得(以下、「本株式取得」)し、資本業務提携契約(以下、「本資本業務提携」)を締結する旨を決定いたしましたので、お知らせいたします。
1. 本株式取得及び本資本業務提携の目的と背景
SHIFT は、2009 年にソフトウェアテスト事業を開始して以来、エンタープライズ領域からエンター テインメント領域に至るまで、幅広い業界においてソフトウェアの品質保証業を展開してまいりました。
さらに、事業戦略の深耕とともに、お客様の“売れるサービスづくり”の実現に貢献するべく、SHIFTグループ一丸となってソフトウェア開発、ITコンサルティング、プロジェクト推進支援、マーケティング支援など、多岐にわたるサービスを提供しております。
とりわけ、ERP領域では、基幹システムパッケージの保守期限終了が迫り、その対応に追われるユーザー企業も少なくはありません。今後のIT戦略の動向が注目されるなかで、製品や業界を問わず、ERPに関わる導入支援、保守運用、コンサルティングなど、顧客ニーズは多岐にわたり、それらのご要望にお応えするため、SHIFTではサービスの拡大をつづけています。現在、SHIFTグループのERP専門部隊には2,000名を超えるコンサルタントと、350名以上のERP関連資格保有者が在籍し(2025年6月末時点)、この豊富な人材を強みとしてサービスを提供してまいりました。しかし、継続的に人材を増強しているものの、サービス供給力を超える要請にすべて応えきれていないという課題にも直面しています。
この度、SHIFT が資本業務提携を締結するコムウェアは、ERPシステム「SAP」をメインに、導入コンサルティングや設計・開発・保守・運用支援を展開しており、SAP認定資格取得者においては159人もの人材が在職中です。大型プロジェクトを中心に、システム導入をリードするプロジェクトマネージャー、コンサルタントの知見が豊富であり、それらを活かしたSAPの開発支援などを積み重ねた、確かな実績があります。
SHIFTは、日々拡大する顧客ニーズに応えるべく、コムウェアとのSAP領域における協業を通じて、両社の人的リソース、技術力、そしてプロジェクトで培った知見といったアセットを最大限に活用し、SAP事業のさらなる強化を図ってまいります。また、ERP業界が抱える課題の解決を目指し、各ユーザー企業がERPを経営管理の基盤として活用しながら、事業成長を支える存在として、その価値を発揮し続けられる世界の実現に向け、引き続き邁進してまいります。
2.本資本業務提携の内容等
(1)業務提携の内容
・SHIFT及びコムウェアの共通取扱領域における営業協力
・SHIFTの顧客基盤・営業力を用いたSAP事業・Salesforce事業への営業協力
・人的リソース(出向を含む)・ノウハウ・アセットの共有
・コムウェアの採用強化のための支援
・SHIFTによるコムウェアへの案件供給と連携
・SAP事業・Salesforce事業の収益力向上のための経営施策の検討及び実行における協力
・プライム案件の共同受注(主にパブリッククラウド案件)
・バージョンアップ案件での協議
(2)資本提携の内容
コムウェアは、SHIFTに対し、第三者割当による自己株式の処分の方法により、コムウェアの普通株式合計180,000株を発行し、SHIFTはこれを引き受ける予定です。
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