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生成AI社内活用・定着の成功メソッド「生成AI 360°」の提供を開始

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生成AI社内活用・定着の成功メソッド「生成AI 360°」の提供を開始
約半年間で独自生成AIツールの社内活用率を3倍以上の約80%へと成長させた実績に基づき、
体系的なAI活用施策をパッケージで提供

お客様の売れるソフトウェアサービス/製品づくりを支援する株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大、プライム市場:3697、以下SHIFT)は、生成AIの社内活用・定着のための成功メソッドをパッケージ化した「生成AI 360°」の提供を開始します。

2024年9月から2025年3月までの約半年間で、独自生成AIツールの社内活用率を当初の3倍以上の76%まで成長させ、合計825の業務プロセスをAI化したSHIFTの実績に基づき、生成AIの社内活用・定着を成功させるために必要な施策を体系化し、提供します。生成AIの導入から、ゴール設定、ゴールに向けての体制・ツール整備、生成AI活用を促進するための各種活性化施策に至るまで、企業における生成AI活用・定着を実現するため、全方位型で支援します。

<提供開始の背景>
■国内企業の生成AI活用を阻むさまざまな課題
生成AIが全世界的に急速に普及しつつあるなか、生成AIの活用方針を全社的に定めている企業の割合は、アメリカで46.3%、中国で71.2%と増加傾向にあります。一方で、日本国内企業は15.7%にとどまっており、生成AI活用による恩恵を受けられている企業はまだ一部に限られているという現状があります(※)。

生成AIの全社的な導入・活用を実現するには、具体的な活用アイデアを想定する必要がありますが、AIに関するリテラシーやスキルを有する人材は限られており、多くの企業で人材確保が課題となっています。また、生成AIの導入・活用方針を定めた企業においては、従来の業務ツールやシステムと同様、トップダウンで生成AI活用が推進されるケースが多いことが課題のひとつとなっています。生成AIの活用メリットやリスクを正しく組織内に共有せず、AI戦略を牽引する体制やノウハウの整備が不足したまま導入・活用が進んでしまうことも多く、業務現場や社内ユーザー一人ひとりのニーズや能力とのギャップが生じ、組織定着が困難になるという事態も発生しています。

(※)総務省「令和6年度版情報通信白書」 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r06/pdf/index.html

 

■2025年3月までの約半年間で独自生成AIツールの社内活用率を3倍以上に成長
SHIFTは、ビジネス進化と生産性向上を目指し、2023年より業務でのAI活用に取り組んでいます。2024年より全社的なAIの徹底活用を経営戦略に据え、従業員のAIリテラシー向上を目的とした施策を展開するトップダウンの推進アプローチとともに、各業務現場のニーズに応じたPoCや生成AIツールの内製開発・提供、勉強会などの定期的なイベント開催といったボトムアップでの推進アプローチも平行して進めています。

こうしたトップダウンとボトムアップ両面からの推進アプローチにより、2024年9月時点で23%だった独自生成AIツールの社内活用率を、2025年3月時点で76%まで向上させ、約半年間で3倍以上成長させることに成功しました。また、全社的なAI徹底活用の取り組みを通じて、各部門の合計825の業務プロセスをAI化し、月間1,500万円のコスト削減効果を見込むまでに至っています。

この度、業界・業種や規模を問わず、多くの国内企業が抱える生成AIの導入・活用・組織定着の課題を解決すべく、SHIFTのこれまでの生成AI活用施策や実績を独自の成功メソッドとして体系化した「生成AI 360°」の提供を開始することといたしました。生成AI活用に関する戦略策定からボトムアップでのカルチャー醸成まで全方位型で支援することで、国内企業における生成AI普及と、それによるさらなる競争力と生産性の向上に貢献してまいります。

 

<「生成AI 360°」について>
生成AI 360°は、SHIFTがこれまで実践してきた各種社内活用施策のうち、特に効果の高い施策群を体系化した、SHIFT独自の生成AI社内活用・定着の成功メソッドです。全社的な活用方針策定からツール導入、カルチャー醸成まで、トップダウンとボトムアップを組み合わせた、経営層と社内ユーザー双方のニーズを満たす全方位型のアプローチで、生成AIの組織浸透を強力に推進します。

提供内容は、企業のニーズや予算に応じて柔軟にカスタマイズします。業界・業種、企業規模ごとに異なるさまざまなニーズに対応可能です。お気軽にお問い合わせください。

・サービスに関するお問い合わせ:https://service.shiftinc.jp/contact/

■生成AI導入~組織定着までの各プロセスに応じた施策を提供
生成AIを導入してから、組織に定着するまでの過程を5つのプロセスに分類し、各プロセスに応じた最適な施策を提供します。

1.機会創出:使いやすく、セキュアな生成AI利用環境をユーザーに提供する
経験・スキルの有無によらず誰でも簡単に利用できるノープロンプト生成AIツール「天才くん」の導入・活用を支援します。ニーズに応じて、プロンプト作成支援や、研修・勉強会の開催なども行います。

2.観察:ユーザーの生成AI利用ログを分析し、洞察を得る
導入した生成AIツールの利用傾向を分析することで、AI適用業務のニーズや社内ユーザー層の可視化を行います。また、その結果に基づき、KPIや社内ユーザー向けのガイドラインの整備・管理を行い、トップダウンでの生成AI活用推進を支援します。

3.施策最適化:ユーザー層ごとに、個別施策を展開し行動を促す
ユーザー層ごとに最適な活用推進施策を展開し、社内ユーザーの行動変容を促進します。

(施策例)
・未利用者/プロンプト初心者向けの「伴走型勉強会」:プロンプトの基礎知識から書き方のコツまでをワークショップ形式で解説
・無関心層向けの「部署別人気ツールランキング」の定期発信:自分ごと化してもらうために、部署ごとに人気ツール、活用シーンを訴求

4.個別成果創出:業務現場に深く入り、各部門固有の成果を創出する
各部門固有の業務をAI化し、時間短縮・コスト削減効果を創出したSHIFTのノウハウを活かし、各部門がもつ業務課題を可視化。各業務課題の解決に特化した生成AIツールを作成・活用することで、部門固有の成果を創出します。

(施策例)
・人事部門:応募書類の要約・分析により採用確度を算出し、選考通過率を向上/スカウトメール文案作成の効率化・品質向上
・営業部門:全営業行動データの日次サマリレポート作成・課題分析/提案書分析による提案内容の高品質化

5.組織知化:部門間で個別成果を共有しあい、全社知見へと昇華する
全社横断で生成AIに関するナレッジを共有する場として、社内コミュニティの立ち上げ・運用や、社内コンテストなどのイベント企画運営などを行います。業務活用へのモチベーションをより一層高めてもらうために、ボトムアップの施策を通じて、生成AI活用を社内カルチャーとして定着させるための仕組みづくりを行います。

(施策例)
・生成AIについての業務活用Tipsや技術知見を共有する社内オンラインコミュニティの立ち上げ・運営
・生成AIを活用した新たなビジネスモデルやサービスについて発表する社内コンテストなどの社内イベントの企画運営

・サービスに関するお問い合わせ:https://service.shiftinc.jp/contact/

<SHIFTのAIソリューションについて>

 

SHIFTは、保有する膨大なデータを駆使して、AIの徹底活用を進めるとともに、多様なAI関連ソリューションの開発・提供を進めてきました。今後はこれまでのAI活用を通じて蓄積されたユースケースをもとにAIエージェント化を進め、社内でさらなる徹底活用を加速させることで効果を最大化し、将来的な事業化・ビジネス拡大に向けた研究開発を加速してまいります。

・SHIFTのAIソリューション:https://service.shiftinc.jp/service_cat/ai/

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社SHIFT 広報IR部 広報室
Email : pr_info@shiftinc.jp

 

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