SHIFTはこの度、株式会社ネオキャリア(代表取締役社長:西澤 亮一、本社:東京都新宿区、以下ネオキャリア)と、ITエンジニアの人材スコアリングの事業において業務提携することに合意しましたので、お知らせいたします。

      1. 業務提携の目的

SHIFTは、「すべてのソフトウェアにMade in Japanの品質を」を合言葉に、「安心・安全なソフトウェア製品の提供」のため、様々な業界でソフトウェアの品質保証、テストサービスを提供してまいりました。SHIFTが提供するサービスの一環であるヒンシツプラットフォームでは、品質を構成する重要な要素である「人」のスキルの可視化や、仕事とスキルの適切なマッチングがソフトウェアの品質向上に繋がると考え、人材マッチング事業を推進しておりますが、かねてより職務経歴書だけで判断される求職者のスキルの把握に疑問を抱いており、統一された判断基準で数値による可視化はできないかと検討を進めておりました。

その手段として、このたび、SHIFTが自社で雇用するテストエンジニアの適性を測定する「CAT検定」を参考にし、「エンジニアスキル検定」の開発を進めることとなりました。日本における約100万人のIT企業人材(*)をターゲットとしたエンジニアスキルスコアリングを行うことでスキルデータを蓄積し、それらを分析した検定の作成を進めてまいります。求職者の方々にとりましても、自身のスキルを統一された評価基準に従い、可視化されることにより、適切なキャリア形成にお役立ていただけると考えております。

 一方、ネオキャリアは人材総合サービスにおけるリーディングカンパニーとして、子会社のアクサス株式会社(代表取締役社長:西澤 亮一、本社:東京都新宿区、以下アクサス)を中心にエンジニアの業務委託(SES)を実施しています。かねてより二次・三次請負と中間業者が増えることによりエンジニアが適正単価で就業する環境が提供しづらいことや、関係者間での情報連携がしづらいことによる成約率低下などを課題視しておりました。こうした課題に対する1つの解決策として、この度の業務提携による「エンジニアスキル検定」を広く業界に提供する事により、エンジニアスキルの可視化・明確化による成約率の向上、営業活動の抜本的効率化を目指しています。

  1. 業務提携の概要

■エンジニアスキル検定 作成
これまで、自社雇用向けに開発し約2万人に受検いただいた、テストエンジニアのスキルを測定する「CAT検定」の運営で培ってきた「スキル可視化」および「検定運営」の仕組みを応用し、SHIFTが検定試験を作成します。また、アクサスにより集められた検定結果データを分析し、早期の実運用を目指します。

■受検者サンプル収集、検定試験の拡散
ネオキャリアは同社グループ子会社であるアクサスを中心としたIT業界のネットワークを有しており、その強力な営業力によって、IT企業全体に向けたエンジニアスキル検定の周知、受検データの収集を行います。

■今後の展望
100万人のエンジニア人口を抱える日本のIT市場において、人材のマッチング領域だけではなく、エンジニアが働きがいを感じる環境創りにも貢献していきます。知識だけではない実際の実務レベルでのスキルを可視化する事で、エンジニアが適性に評価され、評価と報酬が連動した就業環境を作ってまいりたいと考えております。

また、IoT(Internet of Things)の普及、マイナンバー制度の導入等に起因するソフトウェア業界の活性化に伴い、2020年には現状の数倍規模でIT人材の需要が高まると言われておりますが、非エンジニアの方がエンジニアへ転向していく流れも確立すべく、エンジニアとしてのポテンシャルを測定し、潜在的なエンジニアのスキルを発掘していく点でも貢献できると考えています。

さらに、スキル可視化によって見つかる個人の弱点を、SHIFTが提供するヒンシツ大学との連携により強化していくなど、目に見える継続的なスキルアップの場を提供する事により、エンジニアのスキル向上やその先にある日本の技術の底上げ、ソフトウェアの品質向上に貢献してまいりたいと思います。

本年中を目途に、受検料の徴収や、SHIFTのソフトウェアテストサービスで実施した”製品”の品質に関するデータと「エンジニアスキル検定」を通して得られた”人”に関する情報を蓄積し紐づけて分析することで、IT企業へのデータ提供や、知見をもとにしたコンサルティングを行っていくなどの収益モデルを引き続き検討し、実現に向けた取り組みを進めてまいります。

(*) IT人材白書2014より